突然の親の自己破産...そして出会った司法書士 そんなある日、母親が突然泣きながら電話をしてきました。なんと連帯保証人になっていた親戚の借金を引き継いでしまい、自己破産することになったと告げたのです。 突然のことだったということも あり、私はあまりのショックで言葉を失いました。 それから手続きを進めて行く中で、失意のどん底に陥った私達親子 にとても親切に、そして親身になって相談に乗り、支えてくださる方と出会ったのです。それが私が人生で初めて出会った司法書士の先生でした。 その先生は人間的にも素晴らしい方でしたし、支払いも5000円の何十回払いでいいよといった具合に本当に親切な方でした。 そんな先生を見ているうちに、20代後半になるまでろくに社会に貢献する こともなく生きてきたこともあり、いつしか自分も司法書士になっ て人の人生の役に立てる仕事をしたいと考えるようになっていたの です。 そうして司法書士を目指すことを決断したのです。